広島・山口の魅力を伝えるポータルサイト「てみて」広島・山口の魅力を伝えるポータルサイト「てみて」

厳選した食材で
丁寧に作り上げる。
「農多」が提供する本物の味

平生町/山口

伊藤 邦彦_株式会社 農多

2024.03.12

山口県熊毛郡平生町に工場を構える「株式会社 農多」。併設直売所「手造り工房 のーた」などを通じて山口県産の食材を使ったドリンクやジャムを販売しています。農業高校の教師を務めた代表がその知識を生かして作る商品は着色料や保存料を使用しておらず、素材そのものの魅力が感じられる仕上がり。原料となる米や野菜も近隣の耕作放棄地を利用して自社栽培されています。

今回は30種類ほどある農多の商品から「あまざけ」「トマトジュース」「シロップ」をピックアップ。その魅力について代表取締役社長の伊藤邦彦さんに伺いました。

米と米麹だけで作られた「あまざけ」各種

米と米麹で作る「あまざけ」

農多の甘酒は自社栽培の米と米麹だけでできている。教員時代に培養を学んだ伊藤さんが米麴まで自ら作って仕込む看板商品だ。定番の「あまざけ」をベースに、季節ごとの野菜や果物をプラスした「トマト甘酒」などのミックス甘酒も展開。その他にも紅麹を入れた「桜色あまざけ」など、色合いや風味の違いを比べるのも楽しい各種甘酒がラインナップされている。

シンプルな材料で丁寧に作られた農多の甘酒はノンシュガー・ノンアルコール。ミックス甘酒も野菜や果物のみを足して仕上げている。余分なものが入っていないからこそ米本来の甘みを堪能できる、農多のこだわりが詰まった商品といえるだろう。

品種の違うトマトを味わえる「トマトジュース」各種

素材そのものを味わう「トマトジュース」

化学肥料や農薬を使わない自社栽培のトマトで作り上げた農多の「トマトジュース」。「完熟・濃厚 赤のトマト」「甘いフルーツトマト アイコ」など、品種の異なるトマトを使った5種類の100%ジュースが定番商品として揃う。

農多は原材料からいったん水分を飛ばす濃縮還元の製法を取っていない。素材を丸ごと使うことによりトマトそのものの美味しさがストレートに伝わるジュースができる。従来のトマトジュースが苦手という方にもぜひ手に取ってほしい、濃厚な味わいが特徴の逸品だ。

「シロップ」各種

さまざまなアレンジが楽しめる「シロップ」

いちご・みかん・赤しそ・うめの4種類を展開する「シロップ」は希釈して飲むタイプの商品だ。水だけでなくお湯やソーダで割ってみると、また違った味わいに仕上がる。伊藤さんは焼酎割りがお気に入りなのだとか。どのシロップも焼酎に合うという。

一番のおすすめアレンジは近隣農家の規格外いちごを活用した「いちごシロップ」のミルク割り。伊藤さんが「最高」と称するいちごミルクは子どもたちにも人気が高い。その他にもかき氷にかけたりお菓子の隠し味にしたりと、お好みでさまざまな楽しみ方ができる。

今回紹介した「あまざけ」「トマトジュース」「シロップ」などは電話やFAXでも注文可能。山口県産の食材を使った安心・安全な商品は贈り物としても喜ばれるだろう。

OTHER ARTICLES

その他の特集記事

もっと見る

人、まち、社会の
つながりを進化させ、
心を動かす。
未来を動かす。