呉市/広島

選ばれる理由は、その美味しさ
萩・田万川の恵みが育む
3品種のKAMITAMARICE

萩市/山口

原 尚豪_大協テックス

2025.09.17

衣料用生地(繊維)の企画・販売を手がける大協テックス株式会社。その農業事業部が山口県萩市・上田万(かみたま)地区で手がけるお米のブランドが、「KAMITAMA RICE」です。同事業部は、萩市出身の社員・原 尚豪(たかひで)さんが、「アパレル×農業=かっこいい農業」を掲げ、2019年に立ち上げました。立ち上げ以降、見た目も中身もかっこいい農業を目指し、自社で取り扱う機能性の高いデニムパンツを着用して農作業に取り組むほか、消費者向けの直販ルートも確立しています。

現在KAMITAMA RICEでは、コシヒカリ・ミルキークイーン・きぬむすめの3品種を主に生産。いずれも、古くから「命の泉」と称される田万川(たまがわ)の水と、火山の名残をとどめる恵まれた土壌を生かし、化学肥料を最小限に抑えて栽培されたお米です。こうして育まれた味わいは多くの人に愛され、毎年完売。リピート率も92%にのぼります。3品種それぞれの魅力を、原さんの声とともにご紹介します。

萩市吉田町にあるオフィスで語る、原さん

肉料理とも響き合う、お米の王様「コシヒカリ」

日本で栽培されるお米の代表格の一つで、「お米の王様」とも称されるコシヒカリ。甘味と粘り気が強く、炊き上がりの美しいつやが特徴だ。原さんによれば「特にKAMITAMA RICEのコシヒカリは甘味が際立ちます」とのこと。

どんな食材にも合わせやすいが、甘味が強いぶん、特にお肉との相性が良いという。「お米の王様」にふさわしい、贅沢な味わいをぜひ試してみてほしい。

KAMITAMA RICE コシヒカリ

もちもち感がクセになる「ミルキークイーン」

KAMITAMA RICEで人気ナンバーワンを誇るミルキークイーン。「作付面積を増やしても、増やしても、真っ先に売り切れるんです」と原さんは嬉しい悲鳴をあげる。

でんぷんの1種であるアミロースの含有量が少ない「低アミロース米」に分類され、粘り気が非常に強いのが特徴。冷めてもパサつきにくく、お弁当やおにぎりにもぴったり。水分値が高いため、炊飯時には通常よりも水の量を少なめにするのがおすすめだ。

KAMITAMA RICE ミルキークイーン

万能タイプで食卓に寄り添う「きぬむすめ」

他の2品種に比べ、あっさりとした味わいが特徴のきぬむすめ。「萩は魚が美味しい地域なので、その味を邪魔しないお米を探して、たどり着いた品種です」と原さんは話す。魚との相性が特に良く、お寿司のシャリに使われることも増えているという。おかずの味を引き立てるため、カレーやチャーハン、和食などの家庭料理にも合わせやすい。

収穫量が多い「多収米」に分類され、風雨に強く倒れにくいのも大きな特徴。すくすく育ち、どんな料理にもマッチする、KAMITAMA RICEの頼れる存在だ。

KAMITAMA RICEの3品種は、自社オンラインショップでも購入可能。いずれもお米本来の味を楽しんでもらえるよう、注文後に6分づきの状態に精米して発送される。また、注文の際には袋のデザインにも注目してみてほしい。白地に青のロゴマークと赤のブランド名が映えるシンプルかつ洗練されたデザインで、贈答にも最適だ。ロゴマークは、萩市の市章と日本海の波をイメージした米粒の形になっており、産地の情景が自然と浮かぶだろう。

日々の食卓に、大切な人への贈り物に。こだわりと思いが詰まったKAMITAMA RICEを、ぜひ味わってほしい。

KAMITAMA RICE きぬむすめ

OTHER STORIES

その他の物語

もっと見る

人、まち、社会の
つながりを進化させ、
心を動かす。
未来を動かす。